こんにちは!
今回は自宅の庭に人工芝を敷いたDIYエピソードをお話しします。
我が家は中古一戸建てを購入してから、家や庭を少しずつ自分好みにアレンジしています。その中でも庭の人工芝施工は特に印象に残る作業のひとつでした。
購入した時の庭は、古い芝生と雑草が混在している状態。見た目もあまり良くないし、手入れが大変になりそうで、何とかしたいと思っていました。そこで決めたのが「人工芝」!
作業は大きく3ステップで完了です:
1.まずは下地整備
防草シートを敷く前の最初にして最大の試練です。多くの方が言うように1番億劫で大変でかつ肉体労働になります。
雑草が生えている場合は雑草をなるべく除去します。私は雑草が一面に生えてしまっていたのでジョレンで根こそぎ掘り起こした後に熊手で一掃しました。
雑草と見える石は取り除いてトンボで地面を平らにし、ここからはひたすらに足で踏み固めます。転圧機がある場合はもちろん使った方がより良い整地ができると思いますが、私は面積もそこまで大きくなかったので転圧機を作ることも借りることもせず、足で踏み固めました。結果かなりしんどかったので、今となっては大人しく転圧機借りれば良かったと思ってます。トンボもガレージの床掃除用に水切りワイパーを買ってあったので、それに木の板を無理やり付けて代用しました。
ちなみに踏み固める一つの指標として自分がどすどす力強く歩いても沈み込まなければOKってことにしました。
2. 防草シートを敷く
メインの雑草対策のため、しっかりと整地した地面に防草シートを敷きました。防草シートは細かくサイズを測って合わせて切ることせず、ざっくりしたサイズでカットして敷きながら帳尻を合わせる方法にしました。人工芝で見えなくなってしまうし端の処理を隙間なくしてあげれば雑草が一面から生えてくることもないだろうしOKってことにしました。プロじゃないですし自分が良ければそれで良いのがDIYです!
固定ピンは世の中に出ている情報通りおおよそ1mおき。端っこは人工芝のピンでとめてしまうようにしたので10~20cm程度オフセットして固定しました。
DIYでゆる施工とはいえ、継ぎ目とピンの上のテープ処理はしました。
3. 人工芝を敷く
ここまで来たら仕上げみたいなもんです。特に難しいことは考えずに防草シートの上に人工芝を敷きます。ただロールの両端1cm程度を裏側からカッターで切り落としてあげた方が後々の施工が劇的に楽になります。それとこちらは比較的しっかりとサイズを測って人工芝をカットします。敷きながら現場合わせは流石に重くてちょっと厳しいですからやめた方が良いです。
ピンはしっかり端から打っていきます。こちらもおおよそ1m感覚でピンを打っていきます。私はコの字型の抑えピンを使いましたが、端だけではなく浮くのが嫌だったので真ん中にも数本打ちました。(ピンは多めに用意しておくと安心です!)
継ぎ目は下側の黒い部分が気持ち重なる程度で敷き、コの字型のピンで二枚をつなぐように止めました。よく紹介されている方法です。
ロールの端を処理しておくとこの程度の止め方でかなり継ぎ目が目立たなくなるので超おすすめです。確実にやっておいた方が良い処理だと再度紹介しておきます。
やっぱり完成後は見違えるような庭に!緑が広がるスペースは見ているだけで気分が上がりますし、休日のんびり過ごすのにも最適な場所になりました。DIYで行ったのでコストも抑えられたのが最高に嬉しいポイントです。
施工後一年以上経ちましたが、特に不具合は無し。雪も台風も酷暑もゲリラ豪雨も雹も外壁工事の足場も名物の強風も経験してますが、特に問題点は見当たりません。雑草も一部の端っこから1,2本出てきたりもしましたが、簡単に抜けますので、費用対効果は大きいと実感してます。正直下地が崩れなければ防草シートからやり直しになっても別に苦ではないと思います。一度経験してしまえば怖いものが減るのがDIYの素晴らしいところです。
人工芝のDIYは難しそうに見えて意外と単純で簡単です。膨大な草むしりの時間が無くなったと思えば大きな満足感が得られるので、庭のアレンジも考えている方にはぜひ挑戦してみてほしいです!
もし、施工に関してもう少し詳しく知りたいよという方がいらっしゃればコメントいただければと思います。経験ベースにはなりますが、できる限りお応えできるよう頑張ります。
それではまた!
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☆トンボにも使用した水切り床用ワイパー
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☆コの字ピン
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☆我が家の人工芝